そうしたらとも先輩は少し照れたように

「ありがとうな。」

といって私の頭を軽くポンっとしてくれた。

「2回目………」

あ。と口に出してから気づいた。

心の中で呟いていたはずだったのに。

「えっ!?」

とも先輩はとても驚いているようにみえる。

そりゃ驚きますよ。

「いや、なんでもないです!!」

そういって手をブンブン振っているけれど

きっととも先輩は気づいてしまってる。

だって、とも先輩耳まで真っ赤だもん。

照れくさそうに口を開いたとも先輩は