「仲良くしてやってくれな？」


「･･･」


「俺のお願いが聞けねぇってか？」


「いえ」


「聞きたいことあるなら直接俺に聞け。玲央を脅すような事二度とすんな。今回は事前に言わなかった俺が悪いが次は容赦しねぇぞ」


「分かりました」


「んじゃよろしく」



零二さんは私の頭をポンポンしながら



「こいつらは玲央の敵じゃねぇ。お前の味方になってくれる奴らだ。だから受け入れてやれ」


「･･･」


「今すぐじゃなくてもいい。まぁ･･･玲央の好きにすればいい。言ってる意味分かるか？」


「･･･うん」


「良い子だ。学校生活楽しめよ？」


「･･･ありがと」



そう言って零二さんは去っていた。