「っ、あの!これどうぞっ」 「…………」 いきなり現れた私に君の目が点になった。 久しぶりに近くで顔を見たなと思った。 そして、ドキドキと高鳴る。 雨音が大きいから絶対に聞こえないだろうけど、私の鼓動は史上最高の音量だと思った。 「こ、これっ鴇田くんたちに、頼まれて……」 未だにこの状況が分かってない様子を目で語るキミに私は緊張しながら言った。 「……あ、りがと」 ポツっと言った言葉に胸が高鳴った。 どうしようっ。 これ以上一緒の空間にいたら私の心臓爆発しそうっ。