昇平のパンツ事件から1週間
私は相変わらずのんびりと写真部で過ごしていた
昇平は部長会議で、さやは委員会でいないため、誠君と部室でダラダラしている
『うーん……いいねぇ、いい天気だねぇ
静かだし昼寝日和じゃ〜…』
うららかな春の日差しが窓から差し込んで、体も心も暖かい
「先輩」
じいっと見てくる誠君は私の隣に座ると私と同じように机に突っ伏して顔をこちらに向ける
『なーぁーにー』
「あったかいですね」
猫のように目を細めて気持ちよさそうに笑う誠君は猫を彷彿とさせた
『にゃー』
「…先輩、もう一回」
『?にゃーぁー』
何故かニヤニヤしている誠君に言われて、長い鳴き声を披露した瞬間
ピロン
「はい、先輩の猫動画ゲットー」
『ちょ、ふざけんな!消せや!』
のんびりした空気から一変、私たちは立ち上がり、机を挟んでの鬼ごっこを始めた
私は相変わらずのんびりと写真部で過ごしていた
昇平は部長会議で、さやは委員会でいないため、誠君と部室でダラダラしている
『うーん……いいねぇ、いい天気だねぇ
静かだし昼寝日和じゃ〜…』
うららかな春の日差しが窓から差し込んで、体も心も暖かい
「先輩」
じいっと見てくる誠君は私の隣に座ると私と同じように机に突っ伏して顔をこちらに向ける
『なーぁーにー』
「あったかいですね」
猫のように目を細めて気持ちよさそうに笑う誠君は猫を彷彿とさせた
『にゃー』
「…先輩、もう一回」
『?にゃーぁー』
何故かニヤニヤしている誠君に言われて、長い鳴き声を披露した瞬間
ピロン
「はい、先輩の猫動画ゲットー」
『ちょ、ふざけんな!消せや!』
のんびりした空気から一変、私たちは立ち上がり、机を挟んでの鬼ごっこを始めた