陽向の指がピクッと動き、目を覚ました。 「陽向ちゃん……。」 「……かっ、、た?」 小さい声で陽向は俺に聞いてくる。 「あぁ、勝った。全国大会出場だ。 だから、陽向も一緒に来て欲しい」 陽向は首を振った。 「何でだよっ……」 「そ、、ら、から」 その時まで生きれないって言うなよ