あと少しだけ隣に……

斗真のそのキラキラした笑顔を見るとあたしの心は励まされる。


あたしがここにいる。


それを証明させてくれる。


「斗真の笑顔、あたし好きだよ。」

「っ……なんだよそれ。」

「ううん、思っただけ。」


君のことあたしは思い続けてるよ。
離れてても思い続ける。


きっと、そうだと思う。


あたしが遠くに行っても君のその笑顔だけは一生忘れないような気がする。


「俺、陽向のこと好き。」