孤独なシンデレラに永遠の愛を捧ぐ。



「ただいま」

こんなびしょ濡れで帰ったら、お姉ちゃんがびっくりしそうだなと思いつつも、びしょ濡れのまま帰った。

「おかえり〜、ってどうしたの?!」

そうしたら案の定、ひっくり返りそうなぐらい驚くものだから面白くてプッと吹き出した。


「笑ってないで早くお風呂入ってきな!風邪引いちゃうでしょ!」

もう!って怒ってるお姉ちゃんは相も変わらず優しい。


お姉ちゃんに連れられるがままお風呂に入って、リビングへ行くとホットレモンを作っておいてくれた。

少し生姜も入ったそれは、私の体を芯から温めてくれる。

まさか夏に飲むとは思っていなかったけど。


「…美味しい」

夏に飲んでもこんなに美味しいとは知らなかった。