決して狭くはない自分の部屋でひとりうずくまった。 窓から覗く空は濃紺で無数の星がキラキラと冷たく輝いている。 私はその空を見上げて、ひとつ白い息を吐いた。 微かに聞こえる車の音、楽しそうな声。 こんなにもこの地球(ホシ)には沢山の人で溢れているのに、誰も私の存在に気が付かない。 誰も私を見つけてくれない。 ねえ、寂しいなんて 辛いなんて、言わないから。 どうか…どうか…無償の愛をください。 ────私を愛してと、心が叫んでる。