席に座ると、隣の人に声を掛けられた。


「なあ相木、だっけ?」

『はい。そうですけど。あなたは?』

「俺は藍木 笙大〜Aiki Syoudai〜」

『藍木…。同じ苗字なのね。よろしく。』

「相木さん、S組だろ?」

『はい。そう…ですね。』


紗菜は自分の左胸を見て言う。


「お!俺もS組なんだよ。
 お互い仲良くしような。(ニカッ」

『ふふっ。クラスメートなんだから
 当たり前でしょう?(ニコッ』

「おう!」


今のうまく笑えていたかしら?