次の蒼空の言葉は凄く衝撃的だった。


「僕は、明日を怖がっている弱虫だよ。」

一瞬表情を曇らせて言い放った。

『……え?どういうこと?』


キーンコーンカーンコーン

タイミング悪く、チャイムが鳴った。


「紗菜ちゃん。帰ろっか!」

明るく切り上げて私達は帰った。



紗菜side End