私は、気になっていた秋乃くんに近寄った。


『ねぇ、秋乃くん。』

「なに?早く帰りたいんだけど」

『では、単刀直入に言うわね。
 私と友達にならないかしら?』

「…は?自己紹介聞いてた?」


少し殺気を、出しながら秋乃くんは言ってくる。


『聞いてたわよ!失礼ね。
 でも何か、気が合いそうな気がして。』

「はぁ?もっとわかんない。帰る。」



切れ気味に終わらされた、会話を残し
秋乃くんは帰っていった。
それに続いてクラスメートも、帰り始めた。