side 亜美
「亜美、まずは洋服を買いに行こうか」
そう言って、優しく微笑むのはさっき会ったばかりの綺麗な女の人。
…私の、お姉ちゃん。
ジェスチャーで何歳なのかを聞いてみたら、22だって言ってた。
すごく綺麗。
優しくて、綾都と同じような温かさを感じる。
だからかな、綾都以外の人の前で泣けたのは。
だって、嬉しかったの。
1人じゃないって。
辛いって言っていいんだよって。
それが生きるということなんだって。
そう言ってくれて、すごく嬉しかったの。
「亜美には可愛いのが似合うと思うの!」
お姉ちゃんはそう言って、私に似合いそうな洋服を手に取っていく。
護衛にはお姉ちゃんの護衛さん達が着いて来てくれていて心配はいらないのだけど、私は少し不安だった。
綾都と離れて行動するのは初めてで。
いつも隣にいてくれる人が今日はいない。
安心できる温もりと香りを感じられなくて落ち着かない。
「亜美?どうしたの?」
いけない。
今は、お姉ちゃんと一緒にいるんだから。
お買い物を楽しまなきゃ。
家に帰れば綾都が待っててくれてるはずだから。
「亜美、まずは洋服を買いに行こうか」
そう言って、優しく微笑むのはさっき会ったばかりの綺麗な女の人。
…私の、お姉ちゃん。
ジェスチャーで何歳なのかを聞いてみたら、22だって言ってた。
すごく綺麗。
優しくて、綾都と同じような温かさを感じる。
だからかな、綾都以外の人の前で泣けたのは。
だって、嬉しかったの。
1人じゃないって。
辛いって言っていいんだよって。
それが生きるということなんだって。
そう言ってくれて、すごく嬉しかったの。
「亜美には可愛いのが似合うと思うの!」
お姉ちゃんはそう言って、私に似合いそうな洋服を手に取っていく。
護衛にはお姉ちゃんの護衛さん達が着いて来てくれていて心配はいらないのだけど、私は少し不安だった。
綾都と離れて行動するのは初めてで。
いつも隣にいてくれる人が今日はいない。
安心できる温もりと香りを感じられなくて落ち着かない。
「亜美?どうしたの?」
いけない。
今は、お姉ちゃんと一緒にいるんだから。
お買い物を楽しまなきゃ。
家に帰れば綾都が待っててくれてるはずだから。



