「綾都くん、今日の亜美の予定は?」
予定?
「今日は特に何も」
「じゃあ、亜美を連れて出かけても良いかしら?
あ、護衛のことは気にしなくて大丈夫よ。私の護衛がついているから」
護衛がついてるのは知ってる。
ここに来る間の足音が1人じゃなかったからな。
少なくとも、美琴さんの足音の他に5人の足音が微かに聞こえた。
お出かけか。
最近ずっと家にいたし、女同士での買い物ならきっと楽しいだろう。
「亜美、行ってこい」
俺がそう言うと、亜美が嬉しそうに顔を明るくさせる。
やっぱ女の子だな。
買い物が好きなところは、普通の女の子と変わらない。
俺はその間に親父のとこに行って、美琴さんの家に住む許可をもらってこよう。
ただ、完全に信用しきったわけではないし、美琴さんの護衛人のレベルも知らないから、発信器はつけさせてもらうけど。



