「何かごちゃごちゃ話してんだ!!いい加減…寄越しやがれぇえ!!」



1人がナイフを持って襲ってくる。


おばあちゃんっ!!


とっさにおばあちゃんを庇った…つもりだった。


おばあちゃんを庇おうとして前に立った時、ドンっと押されて、私は床に倒れた。


はっとして顔をあげた瞬間、私の頭は真っ白になった。



「おばあ、ちゃん…?」



ナイフで体を貫かれるおばあちゃんを見てしまったんだ。


ドサッと床に落ちるように倒れるおばちゃんからは、大量の赤い血が流れ出ていて。



「あ……い、や……いやぁああああああっっ!!!!」



おばあちゃんっ…。


おばあちゃんっ…!!