守りたいのはお前だけ




ーーーーー……。



「っ……」



ん…。



それから目を開けると、窓の外は眠った時と同じ空の色をしていた。



もしかして、そんなに眠れてない?



そう思ったけれど、体はスッキリしているし、ダルさもない。


なにより、とても久しぶりにうなされることなく眠ることが出来た。



…じゃあ、今は何時だろう?



ベッドの横の棚の時計を手にとって見た瞬間、私は驚いた。



「っ!!」



だって。

だって。


日付が、次の日になっていたのだから。



う、そ…。


丸一日眠ってたってこと?