守りたいのはお前だけ




いつから、こんなにも弱くなったの?


いつから、こんなにも1人が寂しくなったの?




「っ…」



私、このまま死んじゃうのかな…。




「…亜美、待ってて。絶対に連れて来るから」




連れて来る…?



お姉ちゃんは真剣な顔で私を見つめて言うと、部屋を出て行ってしまった。


その後ろ姿を見送ってから、私はベッドに横になった。



このまま眠れたら、どんなにいいか。


眠れても1時間くらいでうなされて起きてしまうから。



睡眠薬という手も考えたけれど、私の体重が少なすぎるのと、栄養失調という理由で飲むのは危険だと言われてしまった。