何も行動しないまま時は流れ、卒業の日がやってきた。
今日が君に会える最後の日なんだ。

話したくても話せない。

だから私は、君の最後の姿を目に焼き付けた。

今日で、もう会えないなんて嫌で、苦しくて、辛くて
泣きそうなくらい、心臓が締め付けられた。



影で目立たない私とは結ばれない。
この恋は片想いで終わるってわかってるけど、それでも諦めきれなかった。


もう、耐えられないよ。
君の姿見るたび、「おはよう」って、話しかけてくれるたび、
「好き」って言っちゃいそうで。

いつだって、どこにいたって、何をしてても
頭の中は君でいっぱいなんだ。