_______ギュッ





「来てくれて嬉しいです」


「わかったから、暑いってば」



私は彼を離そうと、胸板をぐっと押す。
でも全然離れない。

周りにも人はいるのに、恥ずかしい。



「充電中です」




そしてさらに強く抱きしめる。

でも、苦しさは感じない。



そこで私は気づいてしまった。