「んじゃ挨拶宜しくな!新総長!っても、引き継ぎとかあるからもう少し先になるんだけどな(笑)」

翔太と呼ばれた人は、ようくんと兄貴の間に入って挨拶を始めた。


「急な事で俺も驚いてる。けど、佳樹さんや陽大さん、歴代の総長達の名に恥じぬようにやっていくつもりだ。皆、俺についてきてくれるか?」


「「「あぁ!(もちろんですよ!)(はい!)」」」


そして、バカ騒ぎが始まった。
兄貴とようくんが卒業するからか皆、2人に喧嘩挑んで負けて『あ〜負けたっ!』とか『やっぱ勝てねぇ!』とか言って悔しがってたり、ゲームやって騒いで罰ゲームかなんかやってたり、皆楽しそう(笑)


「玲美は参加しないの?」


「ようくん。うん(苦笑)」


「そかそか」


そう言って私の隣に座るようくん。


「ようくんは、ここにいていいの?」


「うん。佳樹に任せてきた」


「そ〜なんだ(笑)」