夏の大会終わり荷物を片付けて帰る準備をしていると

「お疲れ。

今帰るとこか?

一緒に帰ろう」

と太郎くんから声をかけられた。

うれしくて

「うん」

そしてふたりでゆっくりと歩き出す。

「野球部、残念だったな」

「そうだね。

でもがんばってたみんなをみてるから私は悔いはないけどね

あっ太郎くん達の応援もステキだった」

「そうか?

まぁありがとう」

と笑顔を見せてくれた。

その笑顔をみたら

「突然だけど…太郎くんが好き」

「え?」

「あっ太郎くんが美月先輩を好きな事はわかってるから振られるのわかってるけど好き過ぎてどうしようもないから気持ちだけでも伝えようかと。

迷惑だろうから気にしなくて良いからね」

と苦笑いをした。

すると太郎くんは私を抱きしめて

「俺もお前が好きだ。

だから気にしないでとか言うな

スゲーうれしい」

とぎゅうぎゅう抱きしめられる。

「花子。付き合ってくれ」

と太郎くんが言ってくれたので何度も頷いた。

やばい幸せすぎる。

すると太郎くんのキレイな顔がどんどん近づいてきて何かが唇に触れた。

あっという間にキスをされていてもう流れに身を任せてしまった。

太郎くんは

「やばい。

我慢できない」

と私の手を引き太郎くんの部屋へ私を連れてきた。

すると今度はゆっくりと

私の目を見てずっとこうしたかったと

キスをし角度を変えて深いキスをする。

「付き合ってすぐで悪いけどいいか?」

とたずねられ

「初めてだからやさしくして」

と言うと

「そんなかわいい顔で言われたら無理かも」

とニヤっと笑いながら言われそのままベットに押し倒された。