放課後

俺は部活に行く前に隣のクラスを覗いた。


あの子を見るために。


ひょこっ


うーん。

いないなぁ。


ドカッ

「あんた、誰探してんのよ。」


「うぉ。いってーな、さよ。もーちょっと手加減しろや。」


思いっきり叩かれた頭をさすりながらあの子を探す。


「なにー?気になる子でもいるのー。」



「ニヤニヤして聞いてくんな。なんか大貴から可愛い子がいるって聞いたんやけどどの子?」


「うわっ、あんたまさか狙ってんの。まぁ、あんだけ可愛いからライバル多いぞー。ちょつと待って呼んでくるから。」

ニヤニヤしながら去っていった。

くそー、あいつ。絶対楽しんでやがる。