私は、

唯が女の子でも

好きだったんだ…


私は帰り道の土手に座り、夕日が沈んでいくのを見てた。


唯、幸せそうだったな…

彼氏がいたなんて聞いたことなかったな…

親友って言ってたけど…そんなことまで話せないなんて、


親友ですらなかったのかな…


涙が溢れてくる。



「あかり!」


今、一番会いたくない声が後ろから聞こえてきた。