冷涼side



今日、転校生が来るらしい。
え、なんで知ってるかって?
いやぁ、家の権力なめちゃいかんよ((
…普通にあーくん先生に聞きました
あーくん先生は僕と話してくれる唯一の人間(?)だからあーくん先生は普通に好き。
あぁ、恋愛感情じゃないからね、うん。
これ?これはね、心の声ってやつさ、だって人前ではこんなに話さないし、てか人に興味無いし☆←
だからこうやって心で話してるんだ。


「……冰谷、声出てるぞ」

………ア

「………まじすかあーくん先生」

「まじだ」

あらまっ、声に出てたかぁ。そう、このこれがあーくん先生なのだよ。あ、某人気アニメの緑〇真〇郎みたいになっちゃったてへ((殴

おっと、HR始まった。

「えーっと、今日は転校生を紹介する。女子共惚れるなよ」

相変わらずだなぁ……

僕がはよ紹介しろやボケ的な目で見たら咳払いして転校生を手招きした。転校生中に入ってきたのね?なんかイケメソで、あっ、これやべって思ったのね?だから耳ふさいだんだよ。

さーん

にーい

いーち



『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』


うるっせぇ!!やっぱうるせぇ!!
女子まじその口縫うぞゴルァ
…あ、僕も一応女だったわ


「えと、亜樹晴爽。関西の方から引っ越してきました。まだ関西弁抜けへんけど宜しゅうな」

とか自己紹介して、そしたらまた周りがうるさくなってね?だからヘッドフォンしてマスク深く付けてフード被って寝たわけよ←
んでね、結構経って起きたのね?



そしたらなんとね…







「おはよーさん。」






転校生が、真横にいたんだよ。


いや、隣に座ってるのはわかる。それはいいんだけどね








なんでマスク外されようとしてんの僕











僕は猛スピードで学校を出た