「真田君と別れた理由聞いてないんだよね??」
無言で頷いた
「真田君はね、先生になるためには
死ぬくらい勉強しなくちゃダメだったんだって。それで咲織の事をデートにも連れて行けないしって言ってたよ……。
今の俺じゃ咲織を幸せになんかできないって……。」
『そんな事ないよ?!
私は陽一といられるだけで幸せだった!
なんでそんな理由で………。』
「真田君、今でもずっと咲織の事が好きだよ?でもまだ咲織を幸せにする力が
ないから迎えには来れないって……。
だから、咲織が真田君を迎えに行きな。
“私は陽一といれるだけで幸せ”って
ちゃんと伝えないと………。」
『で、でも………。
私はもう………………。』

