ーピンポーン♪ 蓮くんのマンションのインターホンを鳴らす。 「はい、どうぞ。」 蓮くんがドアを開ける。 「コーヒーでいい?」 「いや、お茶をお願いできるかしら? コーヒー今飲んだら、目が覚めちゃうわ。」 「そうか。はい。」 お茶を少し口にふくんだ。 「話って何?」 「率直に言うわ。 蓮くんは、私の事は好きじゃない。 綾瀬さんの事が好きなのよ。」 凄く驚いてる顔をしてる。