「蓮!!」

蓮の背中めがけて、叫ぶ。


「なに?」

冷たい目でも凍りついた様な雰囲気じゃないのに、なんで疎遠だと感じてしまうの?


そんなの分かってる。


蓮にとって私は、興味の範ちゅうにも入らないから。



「今日、一緒に帰ろう!」