「蓮!駅前のケーキ屋さん寄ろう!」

このまま一緒に帰るだけじゃつまらない!

もしかしたら、当分また帰れないかもしれないんだから。


「いいよ。」蓮、どうせ亜美が怖いんだろうな。

「やった♪」


「ここだよ、ここ!」
私は、ケーキ屋さんを見つけると、飛び上がって喜んだ。


「おい、そんな走るなよ。」
蓮も私についてくる。