ホタルと夏の空


思いっきりドアを開けると

そこには、着替えをしてる竜毅の姿があった。


「う、うるさくないし!

着替えてるならさきに言ってよね!」


「さきに言って、って

お前がいきなり入ってきたんだろ。

しかも、着替えなんて

何回も見てんだろ。

今になって何恥ずかしがってんだよ」


「そ、そうだけど...」


竜毅の言葉に

私はなにも言い返せなくなった。


「とりあえず、下降りるから。

行くぞ」


「あ、うん」


そして、竜毅と一緒に1階に降りた。

最近、竜毅がすごく大人になった気がする。