「ねえ、大丈夫?」
頭上から声が聞こえた
泣いていたから目を擦ってその人を見上げた
「え、泣いてるの!?大丈夫!?」
わたしが泣いてるいるのがわかった男の人はすごい焦っていた
「あ、大丈夫です…ごめんなさい…」
立ち上がろうとした時
「はい待って、大丈夫じゃないよね?どうした?」
男の人は優しい顔で聞いてきた
よくよく見たらすごいイケメンで、モテるんだろうな〜って純粋に思った
この人に話したらスッキリするかな…
「実は…わたし今日から一人暮らしで…新しい家行ったんですけど、訳ありらしくて壊されて…家がなくなって、住むとこがなくなったんです…」
