出逢いは突然に





目の前には家がなかった…




え、待って、え???


わたしは慌ててお母さんに電話をかけた


『お母さん!!ねえ家がないんだけど!』

『え!?ちょっと待って、不動産に電話かけるね!』



いやいやこんなことなんてあるの…?



わたしこのままどうなっちゃうの…!?






プルルルル〜♪



『お母さん!?どうだった!?』


『柑菜…そこの家訳ありで壊しちゃったみたい…』

『え…?じゃあわたしどうしたらいいの…?』


『とりあえず今日はホテルで過ごせる?お父さんに言って明日そっち行くから、急いで部屋探そう?』


『うんわかった。じゃあね…』





はあ…どうしよう…