学校に向かう途中
礼央くんどうしたんだろう…
朝のことが凄く気になっていた
「柑菜〜!おはよう!」
後ろから陽菜が抱きついてきた
陽菜とは高校からの友達で凄く仲がいい
「そういえば柑菜大丈夫?家」
「なんかね〜王子様が現れてさ〜」
礼央くんはわたしの中で王子様になっている
「なに!?詳しく聞かせて!?!?」
学校に着くまでに昨日の出来事を話した
「そーいうことがあったのね〜」
陽菜はずっとニヤニヤしていた
「それさ柑菜のこと好きなんじゃない?礼央くんって人!」
「い、いやないってなに言ってるの!?」
思いがけないことで思わず慌ててしまった
そんなこんなで気づいたらもう学校についていた
「じゃ、柑菜また昼休みね〜」
「はいよ〜」
陽菜とはクラスが違うからここでお別れ
また昼休みに礼央くんのこと話そうかな…
