出逢いは突然に




ピピピピ…



んん…もう朝か…



ケータイのアラームを止めて時間を見た



7時…



低血圧のためしばらくぼーっとしてた




「柑菜ちゃーん朝ごはんできてるけど食べるよね?」


「あ、ありがとうございます…」



そろそろ起き上がるか…





テーブルの上には凄く美味しそうな和食が並べてあった



「美味しそう…」




「おはよう柑菜ちゃん」


キッチンから礼央くんが出てきた



「おはようございます」



「さ、食べよ食べよ」



「いただきます」




礼央くんが作った朝ごはん凄く美味しくて、朝はあまり食べれなかったけどなぜかペロリと完食してしまった




「礼央くんごちそうさまでした」



「いいえいいえ、そんなことよりさ、今日学校でしょ?学校どこ?」



あ、そっか!今日から学校だ!



「ビューティーズ専門学校です」



礼央くんが固まった



「え…?柑菜ちゃんビューティーズなの?」



「え、あ、そうです入学したばかりなんです!」



「そっか!そろそろ時間だね!いってらっしゃい」




言われるがままわたしは学校に向かった