朝、起きるとカーテンが開かれていて、太陽の日差しがはいっていた。
「んっ....?」
「お嬢様、お嬢様?きょうは早く起きるといっておられましたよね?」
「あっ、そうだった!
ありがとう」
「いえ、ただいまお着替えをお持ちいたします」
「うん、ありがとう」
昨日、何時間もかけて決めちゃった....。
なんか、恥ずかしいな。
似合ってるかな?
「似合って、ますか?」
「とてもお似合いです!これなら誰でもお嬢様に振り向くはずです」
「振り向くって、」
笑いながら、そう言うとお手伝いさんはニッコリと微笑んだ。
「ほんとうに、そう思います」
「そうかな?ありがとう。遊園地って、ヒール履いてもいいと思う?」
「すこし低めの、歩きやすいけれど可愛いのがいいと思いますよ」
「じゃあ、これにしようかな」

