「おい、佐々木! どこが体調悪いんだ! めちゃめちゃ元気そうじゃないか!」 担任の声が後ろからしたけれど、 俺はかまわず走っていき、1階へ降りて中庭に抜けた。 美保が‥‥ 美保が、転校した。 それってつまり、 美保に会えないってことだろ。 俺ももちろん、寂しい。 けど‥‥ 今はそれよりも、やばいのは正志だろ!? 正志、そんな風に美保を傷つけて泣かせたまま ほんとにもう会えなくなるかもしれないなんて‥‥ いやいやいや、そんなの絶対ダメだ! 正志、後悔するに決まってんじゃん!!