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アレク「...くっ、悪魔...命を明け渡すとはいえ...まだ体に負担がかかるのが早すぎる。せめて、マーシャが元気になるまでは持ってくれ」
☆靴の音
セレン「アレク?どうしたの?」
アレク「...セレン...いや、...」
セレン「どこか苦しいの?」
アレク「いや、何でもない。大丈夫だからお前は気にしなくていい」
セレン「あっ、ちょっと!頭撫でないでよ!アレク!...アレクっていつも僕の事を子供扱いするよね!もう100歳なんだよ!!子供じゃない」
アレク「セレン...本当に大きくなったな...いや、何でもない。さぁ、そろそろ寝る時間だ。明日には吸血鬼との戦いに向けて西の都に行かなくてはならない...その間この城はもぬけの殻だ。セレンの結界がたよりだからな。頼んだよ」
セレン「うん!結界は任せてよ、アレクこそ!西の都に行く前に倒れないでね!」
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