☆鳥の鳴き声
メイリア「ふぁっ(あくびをしながら伸びをするように)良い朝ね、おはよう。セント」
セント「メイリア、おはよう!!今日のご飯は何!私はね木苺のジャムがついたパンが食べたいなっ」
グウト「メイリア、セント...誰が朝ごはん係だと思ってるの?この僕だよ。2人ともぐーっすり寝ちゃってさ、全然起きないんだから」
セント「お兄ちゃん!おはよう!今日の朝ごはんはなぁにー?」
メイリア「ごめんなさい、グウト。朝はなかなか起きられなくて。手伝うわ」
グウト「朝ごはんは木苺のジャムと...」
☆雷の音
ルシファー「悪い、雷が落ちたようだ。大丈夫か?」
グウト「ケホッ(咳き込む形で)...大丈夫もクソもあるかよ!」
メイリア「ルシファー...あなたって人は毎回雷を変なところに落とすのね」
セント「あぁー!私の木苺!ルシファーのバカバカッ!!」
ルシファー「いや、すまない...」
セント「いいもん、一皿だけ時を止めたから木苺無事だもんね」
メイリア「セントは本当に木苺のジャムが好きなのね(少し笑みを浮かべながら)」
セント「だぁいっすき!」
グウト「あーあー...なんか変な音しない?」
☆地響きの音
メイリア「きゃあっ!」
セント「メイリア危ない!」
☆魔法の音
メイリア「ありがとう、セント」
グウト「何が起こってるんだ!?じっ、地面が割れている!?」
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レイン「なんだなんだ、酷い空間移動だなぁ...ロイド」
ロイド「申し訳ありません...レイン様、異空間とはいえ魔法界は異質(いしつ)なもので」
カーミラ「空間が歪んでいるのね、仕方ないわ...レイン様平気ですか?」
フェンリル「ぷはぁっ、ここどこー?」
グウト「な、なんだ!あなた達!」
セント「地面から人間が出てきた!」
メイリア「あなた達は...何者なの?」
レイン「なかなかの反応だね。私達はあなた達の敵ではありませんよ。吸血鬼の一族をご存知ですか?」
メイリア「聞いたことがあるわ。古来より人間が新たな力を身につけ生まれ変わった一族だと...神話に近い話だと思っていたけど...」
カーミラ「それが私達よ」
グウト「吸血鬼だかなんだかしらないけど、そんな人たちがなんで空間を移動してわざわざここに?」
レイン「それは...」
ロイド「あなた達に是非力を貸していただきたいと思いお願いをしにきました」
メイリア「お願い...?」
セント「なんか嫌な予感がする!」
カーミラ「あなた達には私達一族と協力して、龍人族を滅ぼして欲しいの。なにも、タダでとは言わないわ。ちゃんと報酬はあるの」
フェンリル「勝った時に、この世界に自由をご主人様がくれるんだって!」
セント「自由...?そんなの無理に決まってるよ!」
グウト「そうだ、龍人族が滅んだところでこの世界は魔法が使える代わりに住む場所も仕事も全部決められてるんだ!」
ルシファー「今更自由になったところでなにができるというのだ」
メイリア「私達が決められた生活を送ることでこの世界は平和が続いているの。自由よりも、今の生活が私達にとっては大事だわ」
レイン「それが、この先ずっと続くとでも思いですか?いつかは龍人族の力も衰えまた新たな力が世界を制するでしょう。龍人族に滅ぼされた人間のようにね」
ロイド「それでもあなた達は今の生活を優先されるのですか?」
メイリア「あなた達はこの世界を変えようとしているの?」
レイン「無論。そのとおり」
セント「世界を変えるなんて!」
グウト「そんなの!無理に決まってるだろ!」
セント「でも...世界を変えたらどうなるの?」
カーミラ「私達は自由になるの」
フェンリル「みんなで楽しいことたくさんしようよ!あっ、僕はね☆(口を押さえつけられる)」
ロイド「お前は少し黙っていなさい」
グウト「自由を...手に入れる。でも、その為に今の生活を手放すなんて」
レイン「何か問題でも?」
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