レイン×カーミラ

〜紅の白百合〜

☆ドアの音

レイン「カーミラ...お腹が空いた」

カーミラ「レイン様!少々お待ちくださいませ!カーミラがレイン様の為に...レ、レイン様っ!?」

レイン「カーミラ...食べたい」

カーミラ「レ!レイン様...わっ、くさっ...レイン様...お酒を呑まれたのですか!?あれ程飲んではダメだとお止めしましたのに!」

レイン「カーミラが...部屋からいなくなっていたから...探しついでに...呑んだ」

カーミラ「レイン様...その、可愛いのですが...寂しがりなところは私以外に見せないでくださいね?分かりました?ダメですよ」

レイン「カーミラぁっ、抱き心地いいなぁ...大好き...ちゅっ(リップ音)」

カーミラ「あっ、もうっ...レイン様!しっかりしてください!(ぱーんというビンタの音)」

レイン「いっ...カーミラ...痛い...」

カーミラ「目を覚ましてください!レイン様...っ...はっ、恥ずかしいですわ!///」

レイン「カーミラ...ぷっあははっ...可愛いじゃないか...まるで、白百合が血に染まり紅くなったようだ」

カーミラ「レイン様の頬もそうしてさしあげますわよ?(トーンを下げて)」

カーミラ(ナレーション)
レイン様。
わたくしはあなた様とずっと一緒に居たいですわ。
ずっとずっとこうやって、笑いあっていたいのです。
貴方は時々私の瞳を通して哀しそうな笑みを浮かべられる...
その時私は胸が苦しくなるのです。
レイン様...私は...貴方のためなら
この世界全てを業火のように燃やしても構わないのです。
貴方を守るためならば...
レイン様...愛しています。