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セレン「ねぇ、母様...アレクにお父様って言ってもいいのかな?へへっ、でも改めていうの恥ずかしいな」

マーシャ「ふふっ、そうね...きっと驚くわ」

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☆戦闘音楽

アレク「セレン...マーシャっ、ここにこないでくれっ...ごほっ、ごほっ」

セレン「おとーさまぁっ!」

アレク「セレンっ!!!くるなーーーっ!」


アイラ「なによ!!この化け猫!」

ブレイド「こんなのっ、きいてねーぞ!」

セレン「あれ、そ、ソフィなの!?」

マーシャ「封印が解けてしまったのね...ごほっ」

アレク「2人ともここから離れるんだ、ここはもう火の海だ....」

セレン「いやだっ!やっと、お父様とお母様に会えたんだからっ、僕は2人から離れないよ」

マーシャ「...アレク...龍神を呼びなさい...セレンを安全な場所に...」

アレク「マーシャ...わかった...龍神よ、我が声のもとに...」

セレン「お母様!?いやだっ、僕はお父様とお母様と一緒にいたいよぉっ、どうして僕だけなの!?お母様っ、ねぇ、お父様っ」

マーシャ「セレン...よく聞いて...あなたは生きて、吸血鬼一族を滅ぼさないといけないの...私たちの分も生きて...セレン...身勝手なことを言ってごめんなさい...でも、もう私の身体はいうことをきかないの...セレン、愛しているわ...私達はずっと一緒よ」

セレン「お母様っ!」

☆地響きの音

アレク「...できれば君も救いたかった」

マーシャ「あなたっていつも勝手よ...セレンを手放すと決めるときもあなたが勝手に決めて...でも、セレンは幸せだったのかしら...私たちとずっと一緒にいれて」

アレク「マーシャ、いつも身勝手な俺のそばに居てくれてありがとう...愛してる...きっとセレンは幸せだったよ...身分違いの...決して周りからは祝福されない2人の子どもだった...でも...」

マーシャ「そうね、みなまでいわなくていいわ...ありがとう...アレク...また来世でも会いましょう」

☆爆発音