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地響きの音

メイリア「きゃあぁぁっ!...うっ、セント...グウト...目を覚ましてっ!ルシファー早く2人を運ばないとっ」

ルシファー「俺も体が弱っているのに酷い扱いだな、メイリア...ごほっ」

メイリア「ふかでを負ってるのは2人よ、あなたはすぐには死なないもの」

ルシファー「はいはい...ごほっ」

セント「メ、メイリア...私たちは良いから逃げて...ここはじきに...」

グウト「俺たちもすぐに死なないよ、だから安心して...逃げて...メイリア」

メイリア「2人を置いて逃げれないわ、それに...どこに逃げたら良いの?この大陸自体が揺れているわ」

グウト「影の世界の扉を開けるから...そこに...逃げて、メイリア」

セント「お、お兄ちゃん...」

ルシファー「影の世界だと!?そんな世界に行ったところで2度とこの世界に戻れないのではないか?」

メイリア「グウトもあとでくるのよね?」

グウト「うん...俺たちはずっとメイリアと一緒だよ」

ルシファー「やめろ!メイリア!影の世界は死の世界じゃないのか!?そんな世界に行ったら2度と...!!」

メイリア「グウトとセントが行くならわたしも行くわ。私は...2人と離れたくないの、ごめんね、ルシファー」

ルシファー「...ぐっ、メイリア」

グウト「黒炎の世界よ、今我が手に宿らん...この世界は時期に全てが影になる...俺たちは一足先に逝くだけだよね、メイリア」

メイリア「そうね、グウト...私はあなた達が大好きよ....ありがとう(泣きながら)一人ぼっちで居た私の友達でいてくれて...ありがとう....だいすきっ」(グウトに抱きつく)

グウト「メイリア...俺も一緒に居れて楽しかった...出来ることなら守りたかったよ。ごめんね、メイリア」

☆地響きの音

ルシファー「...逝っちまったか...」