「退屈だな~宿題終わったし…」

私は 相原 天音 (あいはら あまね)
中学二年

コンコン
「天音~、はいるぞ~」

「なーに?お父さん」

「実は、うちの会社、新商品ができたのだが、一応若い女の子の意見も聞きたいから、お前に1つあげよう」

「ありがとー」(*´-`)

「えっとお父さんこの商品な…」
「あっもう行かなきゃ!じゃあな行ってきます」

……

えっとこの商品は何なんなの?まあいいや開けてみよ



えっ?
「にん…げん?」

( ゚д゚)ハッ!…




「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「なっなんで人間が入ってるの‼どうすればいいの?」


(落ちつかないと…まずはお父さんに電話…あれっ?ないケータイがないー)



「お探しのものはこれでしょうか?」


え?あっ、そうそうこれ、って

「うわーーーーーー」

「あっあなた誰?」



「私は今日からあなたの執事になる三神 と申します」

「は?」 なに言ってんの?この人


箱の中に説明書がある…



『新商品 アンドロイドイケメン執事取り扱い説明書』

みたいなのが書かれている…



え?この人アンドロイドなの?

そしてイケメン!?



「ご主人様のお名前を教えて下さい」

「…相原…天音」

「それでは天音様今日からよろしくお願いいたします。」


「ええええええ」


「ちょっと待って」

「はい、なんでしょうか」

「別に執事なんていらないし!ていうかアンドロイドとはいえ、男と過ごすのは無理!!よそん家行ってちょうだい」


「でも私、一番最初に起動してくれた方がご主人様、と決めておられますので」

「はぁ?」

「天音様が一番最初に箱を開けてくれましたから、私のご主人様は天音様です!」


「…はぁ…もういいや…すきにやってちょうだい」


「やったー天音様の執事ができるのですね!」


「あんた…キャラ変わりすぎ」

「私気分次第でキャラが変わるのです」

「あ~…そうなんだ」


「ていうことで今日からよろしくお願いいたします!」