幼なじみのヒミツ。

転校初日、僕は片手に本を持って

新しいクラスメイトの前で挨拶をした

そして先生は「大宮さんの後ろよ」と指をさした

なにも気にせず、僕は先生の指を差された場所に

向かった

教室のベランダ側の一番後ろの席だった

そして前に座る1人の女の子が振り返って

「おおみやいちのです!よろしく!」

そういって僕に笑いかけた

この時から僕は…………

一乃が好きだったんだと思う……