幼なじみのヒミツ。

すると、中から同じ制服に身を包み

カバンを肩から下げた一乃がでてきた

一乃「て、また雨……」

一乃は大樹の開けた玄関からみえる

外の景色に癖癖している様子だった

季節は6月

毎日がじめじめとした雨なのだ

大樹「おい、顔がブスになってんぞ」

大樹はそんな一乃にくくっと笑い

一乃の荷物を持った