その次の日に、



捕まえてかごに閉じ込めておいた
蜘蛛たちが病室内で大発生。



王子様は蜘蛛嫌いな看護婦にこってり叱られて、何だか蜘蛛が可哀想に思いました。



やっぱり生き物を巻き添えにするのはダメだよな。



バラバラ逃げた蜘蛛をほとんど集めて、



庭に帰しに行くのでした。



その途中で発狂する友達を見つめながら、



羨ましいな、と心のうちに呟いてみたり。