私は、三和高校に通っていた。そこで私は、新垣 鳴 (あらがき なる) くんに一目惚れし、勇気を出して告白した。そして付き合いはじめた。お互い、鳴くんを「ガッキー」、私を「ザッキー」と呼び合うよーになった。デートに行った時、ガッキーはほとんど買ってくれた。


3ヵ月がたったある日、私は具合が悪く、保健室に行っていた。すると、想像をしていないことを耳にしてしまったんだ。

「鳴ー。まだアイツと付き合ってんのー?」
「うん。もー別れるけど?」
「おーよかったじゃん?」
「うん、俺最高!!!」
「ってゆーか、何で付き合ったん?」
「まーしゃーなしで。告られたし。付き合い始めたら、すっげぇうるせぇし。もっとおとなしい子だと思ってたょ。あんなうるせー奴ムリだしっ!」
「ふーん。」