私たちは、動物園をあとにし、駅に向かった。お土産を見ていると、美味しそうなものがいっぱい。その中に、私の大好物のプリン。家族にも買って帰ろう。あとは、帰りに飲めるジュース。杏蘭の分も買った。そして、昼ごはんを買って、新幹線に乗り込んだ。


この修学旅行で2度目の恋が始まった。恋が怖くて、2度と恋をしないと決めつけていた私。けど、杏蘭は違った。女嫌いな杏蘭が、あんなに一緒にいてくれた。色々なものを買ってくれた。私の好きなとこばっかり連れて行ってくれた。
ガッキーに会ったときは、杏蘭がいてくれたから、ガッキーの辛さを知ることが出来た。私はこの先も杏蘭とずっといたい。離れたくない。ちょっと甘えすぎかな?