「杏蘭、大丈夫なの?これ、先生が渡しといてって!直接の方がよかったかなー。って思って来ちゃった!しんどいのにごめんね!これだけだから、ま、またねっ!!!」
「おい、待てょ。」
「えっ?」
「ここにいろょ…。俺のそばから、離れない、で…」
「わかった。ここに、いるよ?」
「そー、いえば、舞花、って、彼氏、とか、いる、?」

やべぇー。だんだんしんどくなってきた。

「いないょ…。」
「よかった…。」

俺にはまだ望みがあるか。そー思っていると、だんだん睡魔が襲ってきた。


次の日、目を覚ますと手紙のようなものがあった。あ、俺、舞花の前でねてしまったんだ。かっこわるっ。