そう思っていると、ドアが開いて教室に先生が入ってきた。



その人はさっき場所を教えてくれた人だった。



さっき人!



やばい。かっこよすぎ!



「ねぇ加純。あの先生なんて名前?」



「高原先生だよ。名字しかわかんないんだぁ」



高原先生かぁー。



「かっこいいかも」


あたしの言葉に加純は驚いた。



「えー!かっこいいかぁ?」



「かっこいいじゃん!高原先生」



「まぁ確かに顔はかっこいいけど…性格が…」



高原先生性格悪いの?



「ちょっと冷たいっていうか…」



冷たい?それはいやだなぁ。