恋愛百花


'うざ…何あいつ…'



イライラしながら愛奈は家に帰ると眠りについた。


'…むかつく'


次の日、玲に今までのことをひと通り話した。

「へぇー。で?」

玲が言った。


『え?何が?!』



「だから、優矢くんて人のこと!!このまま付き合っていくの?」



『あぁ…そっちか』


'正直、好きっていう感情ないしこの先好きになることもない気がする…いい人だとは思うけどさ'


「たしかにその流空って人の言い分もわかるしね」


『まーね…』


'わかってる。自分が間違ってることくらい'


'何かあいつには全て見透かされてる気がする'



「じゃー彼には早めに言ってあげなね!」



『あ…うん、だね』




愛奈は携帯を取り出し優矢へメールを作り始めた


[送信] 愛奈

いきなりごめんね、話があるの。




〜♪〜♪



'早っ!!'



[受信] 優矢


うん、俺も連絡しよーと思ってたんだ!




'え、なんだろ?'




[送信] 愛奈

じゃあ今日の放課後に沢西駅で!




'ふぅ…緊張する'



「送ったの?」



『うん!!玲ちゃんそろそろ休み時間終わりだよ』



「よし、戻るか♪」



『うん!』