「で、どーするの?」



『実はさっき帰り際に付き合おうって言われちゃった…』



「えっ!!まじ?!」



『…うん』



「で?!どーするの?」


優希が興奮して言う。


『うーん…。たしかに一緒にいて楽しいしいい人だとは思うんだけど…』



'彼氏っていうには何か違う気がする'



「断るの??」



'う〜ん…'



『どうしよう、迷ってる』


「じゃあさぁ…」



優希が切り出した。



「友達からってことで付き合ってみたら?!」



『え…友達?』



「うん、別に結婚するわけじゃないんだし嫌だったら別れればいーんだし♪」



'なるほど…'



「ねっ?いー考えじゃない?」



『…うん。そうしよーかな』



「よしっ♪そうと決まったら優矢くんにメールしてあげなよ!待ってるよ?」



『うん…してみる!』



「じゃあまた来週学校でね♪」



『ありがとう!』



パカッ



携帯を開いた。



'いーよね…'