ドサッ。
ベットに倒れ込む。
『…どーしよっかな』
'正直会うまではそれなりにドキドキもしたんだけど実際会ってみたら…何か違うってゆうか何だろ。自分でも分からないや'
'映画も楽しかったし会話もけっこう弾んだし…でも彼氏っていうよりは友達にしたいって感じかも'
『あーわかんない…』
愛奈は優希に電話してみることにした。
「もしもし」
『あ、優??愛奈だけど』
「どしたの?珍しいね♪」
『いやぁ〜…』
「…ん?」
'何て言い出そう…'
『あっ青山くんとはどうなの?何か進展あった?!』
「あ〜…。何かやっぱ彼女いるみたい」
『うわぁ〜まじで?』
「昨日さぁ帰り道に梨沙と駅まで歩いて帰ったんだけどお互い時間あったら大杉公園で喋ってたのね、そしたら青山くんがいてさ最初見間違いかと思ったんだけど、あの人たしか大杉じゃないよなぁ?って思って恭平に昨日聞いたの。そしたらやっぱり違くて…」
'あ〜昨日バスの中であたしたちに会った後かぁ'
「その5分後に山野南美が同じ場所通ってさぁ…」
'あちゃ〜…'
「待ち合わせしてたのかな?…グスッ」
'優希、泣いてる…'
『本気だったんだね』
「ん?いやぁ〜…あんなかっこいい人めったにいないじゃん?!まあでも性格とか知らないし全然傷は浅いよ♪」
『そっかぁ…よかった』
「優矢くんは?!」
『えっ!!』
「遊んだんでしょ?2人で♪」
『何で知ってるの?!』
「恭平に聞いちゃった♪」
『あーそっかぁ』
「話してくれればよかったのにー!」
『ごめん…』

